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石川県議会議員・室谷ひろゆき

石川県議会議員・室谷ひろゆきの日記です。

本日は、観光・交通特別委員会が開催され、以下のことが協議されました

一、4/21オープン以降の片山津温泉街湯利用状況

  4月分と5月分の数値が出され

  一日平均1213人

  オープン当初ということもあり、予想シュミレーションの1.5倍の

  お客様が利用しています

  ただ、最近は、一日あたり900人前後と落ち着いてきております

  また、利用者の内訳は

  湯札を持っている定期利用者が約40%

  普通に、普通料金420円等を支払って入っている方々が51.6%

  また、割引の期間利用券の方々が8.2% という状況です

  この数字を見てもわかるように

  オープン当初ということもあり、市外及び市内の他地域から

  大勢の日帰り入浴の方々が現在、ご利用いただいています

ちなみに、山代温泉の総湯や山中温泉の総湯の場合は

普通料金、普通利用で、お風呂に入られる方(いわゆる一般のお客様)は

一割弱です

また、現在、多くの市民の方々から、要望のあります三温泉総湯の

共通利用券については、来年度くらいから実施する方向で話が

進んでいます

○ つぎに、片山津温泉街湯のオープン以来、利用者の皆様から

街湯について、使い勝手の改善点や要望、意見がわれわれ市議や役所

に、たくさんとどいていますが、現時点でのそれら要望や苦情に

どう対処していくのか、それぞれの指摘に対する対策および

すぐ対策できないものはどうしていくのか、方針が示されました

 
二、本年6/1~9/30の間、加賀温泉協議会が主体となって

事業を展開する加賀四湯・加賀温泉郷おもてなしプロジェクト

事業計画(案)が示されました

基本的に、加賀温泉郷の情報発信、受け入れイベントの実施

観光人材の育成の三本柱で実施していきます


三、小松空港キャンバス乗り入れ状況について

4月、5月 ⇒ 利用状況はよくありませんでした

一日、二便はしっていますが、乗り降り0名の日が多く

今後も運行し続けられるのかも含めて、課題が多く

どうしていくか、検討を重ねていかねばなりません


四、路線バス「温泉片山津線」について

平成22年度  一日毎便あたり利用人数  6.2人

平成23年度  一日毎便あたり利用人数  6.8人

今年度4月、5月の現況   ゛      7.1人

というふうに、利用者は少ないながらも

毎年、少しずつバス利用者は増えています

このバスを頼りにしている利用者が一定数おり

この路線を維持しつづけていかねばならない

とはいえ、10:10と12:30分のという日中便以外は

利用者が少なく、末永く維持し続けていくためには

バスを利用する人を増やしていくためのPRやよびかけが

かかせません


五、勅使・東谷口乗り合いタクシーについて

平成23年度 収支率 57.9%でした

つまり、69万4500円の赤字

一般的に、赤字に対する扱いは 

市の負担 3/4  地域の負担 1/4 という取り決めをしています

ただし、加賀市は、この勅使・東谷口乗り合いタクシーに23年度は

110万円の補助金を交付しているため、実質的な地元負担はありません

でした

○ 橋立乗り合いタクシーについて

平成23年度  収支率 22.2%  

ということは、202万1000円の赤字

極めて大きい

そこで、改善点として、今年度から

便数の削減、ダイヤの改正、そして運行日の厳選をした結果

今年は、いままでのところ収支率は、35.7%まで改善しています

市当局によれば、収支率が30%をこえれば

市の補助金等などを活用して、実質地域の負担はなくなるとの答弁がありました

とはいえ、橋立乗り合いタクシーを維持し続けていくためには

利用者等の意見も聞きながら、まだまだ改善をはかっていかなければなりません  
2012.06.19 12:09 | 政治 | トラックバック(-) | コメント(-) |